「日刊建設工業新聞」2022年8月9日版にて、弊社製品の記事が掲載されました。
記事の内容をブログにも掲載させていただきますので、ぜひご覧ください。


日刊建設工業新聞 2022年8月9日版
 『製品高さ抑え 止水性能確保 クリテック工業が鋼床版向け伸縮装置

製品高さ抑え 止水性能確保 クリテック工業が鋼床版向け伸縮装置

橋梁用伸縮装置の製造・販売や調査・設計、施工を手掛けるクリテック工業(東京都港区、若林勇二社長)は、止水性能に優れた鋼床版橋向け伸縮装置を開発した。鋼床版に対応できるよう製品の高さを抑えつつ、止水性能を確保した。東日本や中日本、西日本の各高速道路会社の構造物施工管理要領に基づく止水性能試験で合格済み。都市部の高速道路更新で鋼床版を活用する事例が増えており、首都高速道路会社らに積極的に提案をしていく方針だ。

鋼床版用の「ハイブリッドジョイント(CSタイプ)」は、ゴムと鋼材を組み合わせた伸縮装置で、低騒音かつ快適に走行できる。接合部の片側または両側が鋼床版の場合に適用する。

鋼床版は、交差点の上部などに利用されるケースが多く、高い止水性能が求められる。クリテック工業は、ニーズの高まりを踏まえて商品開発を進め、伸縮装置止水材の伸縮性能と耐久性能の性能試験を実施。
1月に日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所から合格証明を取得した。

首都高速道路など都市部の道路で引き合いがあるという。今夏にも納入が始まる見込みだ。同社の若林社長は「ハイブリッドジョイントは施工上の難易度も高いが都市部を中心にニーズが増えている。施工も手掛けているメーカーとして課題を克服しながら、発注者の期待に応えたい」としている。