橋梁用伸縮装置「ハイブリッドジョイント」

ハイブリッドジョイントは全てゴムジョイントまたは製品ジョイント、簡易鋼製ジョイントに分類されます。(分類の考え方→伸縮装置Naviより)
管理基準は特に定めがない場合は、国土交通省の定める「土木工事施工管理基準及び規格値」の3-2-3-24-1「伸縮装置工(ゴムジョイント)」を適用します。

製品仕様一覧表

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名称 型式 許容
伸縮量
(mm)
適用遊間 分類
標準
(mm)
最大
(mm)
NSタイプ NS-20 20 68 78 荷重支持型 軽量型
Sタイプ S-30 30 145 160 荷重支持型 普通型
S-40 40 155 175 荷重支持型 普通型
S-50 50 160 185 荷重支持型 普通型
Lタイプ L-60 60 160 190 荷重支持型 普通型
L-70 70 165 200 荷重支持型 普通型
L-80 80 170 210 荷重支持型 普通型
L-90 90 175 220 荷重支持型 普通型
L-100 100 180 230 荷重支持型 普通型
LLタイプ LL-125 125 257.5 320.0 荷重支持型 普通型
LL-150 150 282.5 357.5 荷重支持型 普通型
LL-175 175 307.5 395.0 荷重支持型 普通型
SSタイプ SS-20 20 30 40 突合せ型 軽量型
3LⅡA
タイプ
3LⅡA-200 200 330 430 荷重支持型 重量型
3LⅡA-250 250 405 530 荷重支持型 重量型
3LⅡA-300 300 480 630 荷重支持型 重量型
3LⅡA-350 350 555 730 荷重支持型 重量型
3LⅡA-400 400 630 830 荷重支持型 重量型
3LⅡA-450 450 705 930 荷重支持型 重量型
3LⅡA-500 500 780 1,030 荷重支持型 重量型
3LⅡA-600 600 930 1,230 荷重支持型 重量型
CFタイプ CF-30 30 100 115 荷重支持型 普通型
CF-50 50 136 161 荷重支持型 普通型
CF-80 80 213 253 荷重支持型 普通型
3LⅡ
タイプ
3LⅡ-200 200 330 430 荷重支持型 重量型
3LⅡ-250 250 405 530 荷重支持型 重量型
3LⅡ-300 300 480 630 荷重支持型 重量型
3LⅡ-350 350 555 730 荷重支持型 重量型
その他 お問い合わせページよりご相談ください。

NETIS登録

NS~LLタイプ

登録NO. KT-060145-A
伸縮量175mm以下、最大遊間395mm以下の全ての橋種に適用可能
主に車道に設置
イプロス製品ページ イプロス実績等ページ

3LⅡAタイプ

登録NO. KT-060102-A
伸縮量200mm~600mm、最大遊間1230mm以下の全ての橋種に適用可能
主に車道に設置
イプロス製品ページ

NEXCO仕様品

CFタイプ

伸縮量30mm~80mm、最大遊間253mm以下の全ての橋種に適用可能
イプロス製品ページ

3LⅡタイプ

伸縮量200mm~350mm、最大遊間730mm以下の全ての橋種に適用可能
イプロス製品ページ

その他

※除雪タイプ:各車道用タイプ全て対応可能
※その他仕様:HSタイプ(縦目地用)等

伸縮装置の選定に関してはこちらで概略を紹介しておりますので、
参考にしてください。

橋梁に合わせて設計・対応しておりますので、
詳細についてはお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

製品製造方針

株式会社クリテック工業は、道路橋梁用伸縮装置の総合メーカーとしての責任を果たすべく、橋梁周辺環境に優しく、環境保護に貢献する橋梁用伸縮装置を開発し続けてまいりました。

今後も上記方針を徹底し、開発・設計・製造工程を一貫して自社で行い、お客様のご要望に沿った製品の開発をしてまいります。また、当社は、製品販売に止まらず、設置工事まで責任を持って実施することも多く、設置時に発生する問題点や撤去した既設伸縮装置の損傷状況を勘案した製品改良に努めております。

取扱い製品は小型製品から大型製品までと品揃えも充実しており、伸縮量20mm~600mm、適用最大床版遊間量1230mmまで対応可能です。
国土交通省、NEXCO、都市高速、地方自治体他の公共団体を中心に全国でご採用をいただいております。

橋梁用伸縮装置とは

橋梁用伸縮装置とは、橋台と橋桁、又は、橋桁と橋桁との隙間(遊間)に設置されるものです。橋梁を設計する際、橋桁が温度変化などによって伸び縮みをするため、橋桁と橋台と、また橋桁と橋桁とがぶつかり合わないように、遊間(隙間)を設けます。この遊間を覆い、車や歩行者の走行を確保するために橋梁用伸縮装置が必要となります。

スタッフブログ「CRETEC EXPRESS」でも、伸縮装置について詳しく解説しています!
伸縮装置ハンドブックも併せてご覧ください。

ハイブリッドジョイントの「ハイブリッド」とは

ゴムと鋼板との複合を表しています。
現在、一般的に使用されている橋梁用伸縮装置(ジョイント)の製品の多くは、ゴムと鋼板とで構成されています。しかし、ゴムと鋼板とは接着性が悪いため、暴露状況下で繰り返し振動を受け続けると両者の接着面から剥離する現象が発生しやすいのです。

これでは、橋梁用伸縮装置から漏水が発生し、支承等を損傷する原因となり、また橋梁の長寿命化を進めている現在の時流にも反してしまいます。

そこで、当社では橋梁用伸縮装置の製造工程に金型を使用して一体成型する工法を採用しました。上記工法を当社ではプレス加硫接着と呼び、硫黄を加えるだけの加硫接着とは区別して呼んでいます。この工法は、ブルドーザーや戦車の駆動輪に使用されているキャタピラーの製造工程にも採用されているもので、ゴムと鋼板とを強固に接着することが可能です。

当社では剥離試験(JISK6256試験要領による)も実施して検証いたしました。上記試験結果でもゴムと鋼板との剥離が発生しないことが証明されています。(財団法人化学物質評価研究機構の証明)

ハイブリッドジョイントの8大特長

特長1小さい橋から長大橋まで対応

伸縮量20mm~600mm、最大遊間1230mmを取り扱います。
上記以外も別途設計いたします。

特長2全ての橋種に対応可能

鋼橋、PC橋、RC橋及び斜橋、曲橋等の全ての橋種に使用可能です。

特長3超低騒音・快適走行

露出部が少ないため走行時の衝撃がなく、雨天・降雪時でもスリップはほとんど起こりません。

特長4長期耐久性・メンテナンスフリー

輪荷重支持部は縦型構造のため金属疲労による損傷はありません。
メンテナンスの際は目視にて後打ちコンクリートの状態を確認するだけで済むため、
大規模な車線規制が不要です。

特長5高い止水性

「NS~LLタイプ」:鋼板とシールゴムは金型にて接着(プレス加硫接着)するため、鋼板とゴムとの剥離がありません。(JIS試験要領にて実証済)
「3LⅡAタイプ」:本体部の止水ゴムのほか、接続部には特殊ファスナー構造を用いており、止水性に優れています。(NEXCO止水試験合格済)

特長6施工が安全かつ容易

中大型ラフター等の大型機械を使用せず、4tユニック車で取付が可能なため、安全かつ容易(スピードUP)に施工が可能です。
また、3LⅡAタイプのような大型製品でも、高さが比較的低く、床版の斫り深さを抑えられます。

特長7取替可能

車線毎・短尺で取替可能。1車線(4m程度)を8~10時間で取替可能です。
フィンガージョイントやビームタイプの製品を取り替えた実績も多数ございます。

特長8経済的

純国産製品のためコスト削減を実現。
伸縮量に対して適応可能な遊間が他社製品に比べて広いため、小型の(安価な)製品が選定可能です。
長寿命でライフサイクルコストも低減できます。