施工手順

手順1現地調査

幅員・遊間等の測定、現場周辺の施工条件の調査を行います。

手順2カッター

<補修の場合>

コンクリートカッター車を用いて、後打ちコンクリートと舗装の境界部を切断します。

<新設の場合>

舗装の後に伸縮装置を設置する場合に、箱抜きの寸法に合わせて切断します。

手順3箱抜き部処理

新設の場合

先付(型枠取付)
後付(残土取除き)

補修(取替)の場合

斫り・溶断
(既設ジョイント撤去)

手順4据付

4tユニック車またはクレーン車を用いて一車線組立品を吊り下ろし、箱抜きに配置します。


レベル等を用いて高さを確認し、水糸等を用いて通りを確認し、固定します。

手順5取付

結束では高さを併せても落ちてしまうため、床版への固定は溶接にて行うのが一般的です。


取付完了後の様子。
コンクリートを打設する際に伸縮装置の間にコンクリートが流れ込んでしまわないよう、養生テープ等で養生を行います。

手順6コンクリート打設

補修(取替)の場合は3時間で固まる超速硬コンクリートを用います。
新設の場合は床版と同程度の強度のコンクリートを用います。

手順7完成

コンクリートが固まって強度が確認できたら開放します。

伸縮装置チャンネルでは、他にも動画をアップしています。
ぜひご覧ください。

伸縮装置の施工(新設・補修)について不明点などございましたら、お問い合わせページよりどうぞお気軽にご相談ください。

タイムスケジュール(例)

伸縮装置工事の一般的なタイムスケジュールです。

※重量型(180㎏/1.8m以上)の取付やその他特殊条件のある場合はこの限りではございません。あくまで目安として御参照ください。

補修工事

ゴムジョイント→ハイブリッドジョイント、普通型、3.6mの場合
8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時
新規入場
朝礼
KY活動
カッタ| 既設伸縮装置撤去 伸縮装置設置 Co打設 コンクリート養生
(超速硬コンクリート)
規制解放
8時〜9時

新規入場・朝礼・KY活動

9時〜9時半

カッター

9時半〜11時半

既設伸縮装置撤去

11時半〜13時

伸縮装置設置

13時〜13時半

コンクリート打設

13時半〜16時半

コンクリート養生
(超音速コンクリート)

16時半〜

規制解放

新設工事

先付工法、普通型、3.6mの場合
8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時
新規入場
朝礼
KY活動
伸縮装置設置 Co打設 コンクリート養生
(普通コンクリート:7日以上)
(早強コンクリート:3日以上)
8時〜9時

新規入場・朝礼・KY活動

9時〜11時半

伸縮装置設置

9時半〜11時半

既設伸縮装置撤去

11時半〜12時

コンクリート打設

12時〜

コンクリート打設

13時半〜

コンクリート養生
(普通コンクリートは7日以上、早強コンクリートは3日以上)

後付工法、普通型、3.6mの場合
8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時
新規入場
朝礼
KY活動
カッタ| 舗装撤去 伸縮装置設置 Co打設 コンクリート養生
(超速硬コンクリート)
8時〜9時

新規入場・朝礼・KY活動

9時〜9時半

カッター

9時半〜10時半

舗装撤去

10時半〜13時

伸縮装置設置

13時〜13時半

コンクリート打設

13時半〜

コンクリート養生
(普通コンクリートは7日以上、早強コンクリートは3日以上)