こんにちは!!!!
工務部の深間です!!

本日は当社の地覆ジョイントをご紹介したいと思います。
そもそも、「地覆ジョイントはなぜ設置する必要があるのか」というところからご説明させていただきます。

橋の端部には転落防止のため高欄や地覆ブロックが設置されていますが、伸縮装置の端部は桁の境界部であるため隙間が空いています。
空いたままの状態では、水が漏れて桁下の支承などを傷める原因になりますので処理が必要です。

地覆(立上り)ジョイントが入らない場合、シール材にて止水を行うことになります。
特に遊間が狭い橋ではバックアップ材を詰めてシール材で処理することが多いです。

このシール材、施工直後は問題ありませんが伸縮性が低いため橋の伸縮により経年劣化し、いずれ漏水がおこってしまいます。

そのため、伸縮装置の端部に「地覆(立上り)ジョイント」を取付け、伸縮装置のゴム部分で伸縮を受け止めることにより、長期の耐久性を実現します。

施工時は遊間部に地覆ジョイントを入れ込むように設置し、空隙部分はシール材やコンクリートで埋めます。

形状の誤差はありますが、伸縮装置のメーカーであれば各社ラインナップに含まれている製品です。
もちろん当社も、伸縮量が20㎜のタイプから600mmのタイプまで幅広く取り揃えています。

さらに詳細な価格や寸法、施工方法などについて疑問がありましたら、お気軽にお問合せください。

平成30年8月 工務部 深間