工務部の山嵜です。
先日、熊本へ出張に行って参りました。
その途中、新阿蘇大橋(2021年3月開通、以下同橋)に立ち寄りました。
同橋は、2016年4月に発生した熊本地震により崩落した
『旧阿蘇大橋』に代わり建設されたものです。
震災により、熊本市と阿蘇地区のアクセスは寸断されました。
同橋の建設は、震災復興のシンボルとして計画され、
早期復旧の実現、次に起こりうる地震による影響を小さくしようと、
地震に強いとされる、PC三径間連続ラーメン箱桁橋を採用、
昼夜間施工を伴い、約4年の工期を経て完成しました。
急峻な渓谷にそびえ立つ、
最大橋脚高97メートル、最大支間長165メートルの同橋は、圧巻の一言。
橋脚のたもとには建設時の資機材運搬路跡が残っており、
難工事を思い起こさせます。
そんな復興のシンボルには、
熊本市側の橋台部に、当社製品が設置されています。
とても綺麗に施工されていました。
このような有名橋に採用されていることに誇りを感じました。
建設に尽力された関係者の皆様に、御礼申し上げます。
熊本へお立ち寄りの際は、
この雄大な橋とともに伸縮装置にも注目してみてください!
※良かったらこちらの記事もご覧ください
『橋梁通信に、『新阿蘇大橋』に設置された弊社伸縮装置が掲載』
令和4年8月 工務部 山嵜