こんにちは。総務部の植村です。
暑い日が少しずつ増え、早くも夏の気配を感じる今日この頃ですね。
さて、先日お伝えした「水神大橋取付高架橋」の工事ですが、いよいよ今週末より施工開始となります。
それに先駆け、社内・社外で様々な準備が進められています。
工程作成、人員配置など全体的なことから、工具の準備や現場調査・書類作成などの細かい作業まで・・・
本当に数えきれないほどたくさんの業務があり、担当者が奮闘してくれています!
今日はその中の一つ、「クマリン検査」を見学させていただきました。
クマリン?クマモン?何それ可愛いの?と、文系の私にはまったく馴染みのない用語ですが。
一言で説明すると、軽油の品質チェックをする検査です。
左が検査キット、右の赤い缶には工事現場の車両に使用する軽油が入っています。
この軽油に、灯油が含まれていないか検査をします。(含まれていると「不正軽油」になります。)
まず、容器に軽油と試験薬を入れます。
よく振ってから、暗室内で紫外線ライトを当てます。
こちらは振った直後の様子。
時間が経つと軽油が分離してきます。
透明な試験薬が容器の下に溜まっていきます。
これが不正軽油だと、灯油に含まれるクマリンが試験薬に反応し、透明ではなく黄緑の蛍光色が見えるそうです。
不正軽油は事故や環境汚染にもつながるので、この検査はとても重要です。
このような細かい検査によって、安全が守られているのだな。と、良い勉強になりました。
個人的には、光る液体が綺麗で少し感動もしました(笑)
工事に向けて体調を整え、皆で協力してがんばっていきたいと思います!