子ども達に建築・土木の面白さに触れてほしい

去る8月4日、橋の日でもあるこの日に、「クリテックアカデミー」を開催しました。
好評だった昨年12月の第1回に続き、第2回の開催になります。

「クリテックアカデミー」は当社のCSR活動の一環です。年々、土木業界の担い手が減少する中、子ども達に建築・土木の面白さに触れてもらうために体験学習を開催。次世代を担う子ども達への啓発に繋げ、土木業界の発展にも寄与する事を目指しています。

今回は小学1年生から4年生の6人の子ども達が、当社会議室に集まってくれました。

SDGsってな〜に?

体験学習は、SDGsについての授業からスタート。持続可能な開発目標はいくつあるか、どんな目標があるかを学びました。

そして、当社のSDGsの目標、「つくる責任、つかう責任」をはじめとした12の目標を紹介。子ども達は当社の取り組みに興味を持ってくれました。

橋ってな〜に?

続いて、橋とは何か、橋を架ける目的や役割はどんな事かを学ぶために、子ども達みんなで「街を完成させよう!」とイラストマップを作っていきました。

事前に用意したマップには橋や建物がありません。橋や建物、生活する人などのイラストを切り抜いて、マップの上に貼っていき、街を作っていくという趣向です。

子ども達は、私も僕もと「ここに橋を」「あっちに公園を」と先を争って次々とイラストを貼ったり、絵を描いたりしていきました。

子ども達は、橋が必要な場所を的確に見つけ、橋を架けていくので、とても関心しました。

ついには、さびしかったマップが、生き生きとした街のイラストマップに変貌しました。

そしてなんと、子ども達は当社のビルも描いてくれました。
子ども達、うれしいよ。ありがとう。

クリテック工業は何をしている会社?

次は動画でお勉強。まずは動画「橋について」を見て、橋の種類や形状などを学びました。

続けて、動画「クリテック工業は何をしている会社?」を視聴。橋になくてはならないジョイントのこと、ジョイントを作っている会社であることを紹介。子ども達は興味津々で聞いていました。

実際に橋をつくってみよう!

そしてお待ちかねの工作実験。子ども達はこれを楽しみにしていたそうです。

今回は、釘や接着剤を使わずに、割り箸だけを使って橋づくりを行いました。

ちょっと難しい工作でしたが、“橋のお兄さん”藤田さんが優しく指導。子ども達は段々とできるようになり、次々と橋を作っていきました。

子ども達は大喜びで夢中で作っていき、時間が来ても手が止められない程でした。

子ども達を橋博士に認定!

子ども達の興奮冷めやらぬ中、「社長に質問」コーナーが開かれました。子ども達は、橋やジョイントについて、体験教室で気になった事や、事前に用意しておいた疑問を投げかけました。質問には、社長や永田顧問、藤田さんがわかりやすく回答。子ども達は大きくうなずいたり、歓声を上げて聞き入っていました。

子ども達がとても楽しく取り組んでくれたので、あっという間に閉会の時間に迫っていました。
閉会の挨拶では、社長から子ども達へ次のようなお話をされました。

『こうやって手を動かしながらいろいろと勉強ができるというのは、とても良い機会だったと思います。
この工作は箸があればどこでもできますから、作り足りなかった子達は今日の箸を持って帰って、ぜひお家でもやってみてください。
当社の社員も夢中で作っていました。こういった事を大人も子どもも一緒に楽しめるというのはとても良い勉強の機会だったと思います。
ぜひお友達にも「橋づくりして面白かったよ」と教えてあげてください。クリテックアカデミーを広めてください。第3回もやる予定です。楽しみにしてください。今日はどうもありがとうございました』

最後は、子ども達みんなを橋博士と認定して、社長から子ども達に表彰状を授与しました。

さらに、橋博士の肩書が入った名刺をプレゼント。名刺は、クリテックアカデミーの参加回数に応じた等級を入れてあり、一人ひとりの名前が入ったオリジナルです。

名刺を受け取った子ども達は、大人が仕事で使っている名刺に興味津々!名刺の交換方法にもすごい興味を持ち、そのやり方を周りの社員に聞いて回っていました。やり方を覚えた子ども達は、子ども達同士や藤田さんと大喜びで名刺交換をしていました。

子ども達の笑顔がたくさんあふれる、とても楽しい教室でした。
クリテックアカデミーは今後も実施していきます。

社外の読者の方で、子どもと参加したいなど、ご興味がございましたら下記にご連絡ください。
E-mail: info@cretec.jp
次回の予定などをご連絡させていただきます。

社員の皆さん、周りで興味を持つ子ども達がいらっしゃいましたら、ぜひ参加を呼び掛けてください。
土木や当社のファンを増やしていきましょう。

令和5年8月 管理部 水野