こんにちは!工務部の壁村です。

当社は「社会貢献」を理念の一つに掲げ、日々の本業を通して「より良い製品・サービスの提供」を通し社会に貢献しています。しかしながら、我々が働いている新橋という地域に対してはなかなか「橋の伸縮装置」を通して直接貢献することは難しく感じておりました。

そこでこのたび直接的な「地域貢献」の実現のため、10月27日早朝に「托鉢(地域清掃)」を実施しました。

托鉢(たくはつ)とは、一般的にはお坊さんが鉢を持って街中を練り歩き、施しの金銭や食事を頂いて回ることを指しますが、企業で地域清掃することを「托鉢」というのは、ダスキンさんが提唱している「托鉢清掃」が起源です。

もともと、株式会社ダスキンの創業者である鈴木清一氏は、一燈園という宗教団体の創始者である西田天香に師事していた関係から、起業したのちに活動として取り入れたようです。

「修行僧が、鉢をもって市中を歩き、他人の家の前に立って施しの米や金銭を受けて回ること。」をいいますが、ダスキンではお掃除させていただくことを托鉢といいます。

ダスキンHPより

一燈園は1904年に西田天香氏が創始した特定の本尊に寄与せず修行者がおひかり(大自然)に祈り、「つねに懺悔の心をもって、無所有奉仕の生活」をする団体です。無所有奉仕という言葉通り、お互いに分かち合おうという理想のもと、自分から捧げる活動を「托鉢」と呼んでいるとのこと。その一環として一戸ごと無償で「便所掃除をする」という活動があるので、おそらくこちらがダスキンの「托鉢清掃」に繋がっています。

朝一の清掃で心の環境整備ができ、地域貢献にもつながる試み!参加は有志でしたが、なんと11名が参加してくださいました。

朝から笑顔が輝いていますね。

当社の社員数は23名、うち一名は別事業所勤務です。27日当日は6名が現場に出ていて不在、お休みの社員が1名だったのでそちらを加味すればなんと6割以上の参加です!

定期的に出来るようになるまでは当社ビルのパークプレイス周辺のみに限定して活動する予定にしておりますが、継続的に活動出来ることがわかり次第、範囲を広げていく予定です。
地域の皆様に貢献できる機会として、今後もぜひ続けていきたいです!

H28年10月 工務部 壁村