こんにちは、工務部の湯川です!

4月17日に、ウィルウェイ指導の下、環境整備を導入しました。
環境整備とは・・・、仕事をやりやすくする環境を整えて備えることです。

仕事をする際に、道具がバラバラに置かれているとやりづらいですよね。
そこで、環境整備の第一歩ともいえ、ぜひ導入していただきたいのが『定位置管理』です。
棚に置いてある物の位置を決め、棚にもネームプレートを付けて管理します。

この時、棚にはよく使うものを真ん中に、あまり使わない物は上に、重いものは下に置くことがおすすめです。
一度出した物は必ず元の場所に戻します。

これで「あれはどこやった?」ということがなくなり探す時間が大幅に減ります。
また、動線を意識して配置することで、無駄な動きが減り、仕事がやりやすくなるでしょう。

片付けのコツですが、「整理」と「整頓」を同時にしないで、別々に行うことです。
整理とは、要る物と要らない物を分別し要らない物を捨てることで、整頓とは必要なものをすぐに使える状態に配置することです。
整頓(配置決め)しながら整理(取捨選択)すると、どうしても物の移動をするだけになったり、時間がかかったりしてしまうからです。
一度棚にあるものを全部出し、要る物・要らない物に分け、要る物のみをジャンルごとに分けて置く。

これをきっちり分けてやることで、短時間で使いやすい配置決めが出来るのです。
また整頓の際には、付箋を活用するのも手です。
ラベルシールなど時間のかかる作業は後回しにして、とりあえず、「ここに何があるのか」を分かるようにします。

これで、また大幅に時間短縮できます。

一見整理整頓されているように見えるこの棚も…

↓↓↓

要らない物を捨てて整頓することでこんなに空きスペースが出来ました!

社内全体では量が多く、一日で片づけられない箇所もありましたが、整理だけは一通り終わりました。
今後は、決められた個所ごとに15分間、毎朝掃除を行います。(掃除箇所はローテーションでまんべんなく行います。)

これは、整頓された状態を維持するためだけでなく、『気づき』の習慣をつけるためでもあります。
通常の掃除であれば5分間で終わってしまうところを15分間やることで、普段見過ごしていた箇所が見えてきて、気づくことができる人間になれるのです。

目の前にある「物」を整えることで、目には見えない「心」を整えることができる。
こんな素敵な『環境整備』皆さんも導入してみませんか?