クリテック工業では、産休・育休の取得を推進しています。
この度、4月9日より、工務部阿部さんが1年間の育児休業に入りました。
育児休業を取得するにあたり、阿部さんには強い想いがありました。
育児休業を取得したその想いや経緯をインタビューしました。
ぜひご覧ください。

永年勤続20年 工務部 阿部 裕介

育休を取得された理由を聞かせてください

理由は2つあります。

1つ目が妻のサポートです。第一子の出産から期間が開いたので、体力的にも精神的にも負担が増えることを懸念してサポートしてあげたいと思いました。

2つ目は、会社と日本社会への貢献になるのではと考えました。

約10年前、第一子の出産の時は育休どころか休みも1日も取りませんでした。まだ育休のイメージがあまりいいものに捉えられていない時代でもあり、なかなか自分から休みたいとは言い出せず、かといって周囲が配慮してくれるわけでもありませんでした。

今回も最初から育休を取得しようと考えていたわけではありませんでしたが、妻の「育休どうする?」の一言が調べるきっかけとなり、今回の育休取得となりました。

当社男性初、そして1年間の育休という事例は、当社の人材採用や広報の面から見ても今の時代にマッチした、プラスのイメージに結びつきます。

会社にとっては規則の提示だけでなく、会社創立時のメンバーである私が前例を作ることで、他の社員が取得しやすい環境となると思います。

また、社会にとっては20代の若い人たちが子どもを産み育てたいと思える世の中を目指し、少子化に対するメッセージにもなると考えました。人手不足の建設業界はそれでなくても3Kと言われて避けられがちです。その3Kを「給料がよく、休暇が取れ、希望が持てる産業」の新3Kに変えていきたいです。

取得に迷いはありませんでしたか

やはり取りづらさ、言いづらさみたいなのはありましたね。やっぱり迷いましたね。

でも、迷ったですが、やっぱり世の中に貢献したいという思いが強かったんですね。

そして、会社が大事にしている経営理念や7つの習慣、利他の精神など。どの考え方にも育休取得は当てはまり、Win-Winの関係になります。

当社の経営理念の体現、さらには日本や社会の貢献にもつながると思ったことが背中を押しました。

育休中は何をなさるのでしょうか

休むからには徹底的に育児をするつもりです。

家事についてはすでに何でもこなしています。最近一からタコライスを作って家族に大好評でした。弁当も自作して持参しているくらいですから、家事は得意です(笑)。

おむつ替えやお風呂は当然のこと、ミルクをあげたり夜泣きの面倒をみることも進んでやりますよ。

仕事の現場も1人より2人の方が何倍にもスムーズに仕事が進みます。育児もそれと同じです。夫婦で協力することで、2倍どころか4倍、8倍の力になると思います。

元気な女の子が生まれました

阿部さんが育休に入って4日後の4月12日、元気な女の子が生まれました!

阿部さんおめでとうございます!

母子ともに健康であるとの素晴らしい報せを受け、社員一同が喜びと安心に包まれました。

阿部さんとご家族の幸せな新しい章に、心からお祝い申し上げます。

育休中も安全で楽しい日々を、ご家族との素敵な時間を過ごしてください。

当社を志望する学生さんへメッセージ
 男性の育児休業の取得率は、2022年度は17.13%で、前の年に比べて3.16ポイント増え、過去最高となりました。ただ、政府は男性の育休取得率の目標を2025年までに50%を掲げていますが、まだ目標までは大きな開きがあります。
 中小企業では大企業ほど人繰りに余裕がないため、長期間の育休は取得しづらいのが実情との声があります。そのような社会環境の中で、クリテック工業は、「明るく、楽しく、末永く働きやすい職場を築く」をモットーとしています。そして当社の基本方針は「社員と社員の家族の幸せ」を第一としています。
 男女問わず、産休・育休の実績があります。産休・育休中の業務は、社員一同でカバーしながら進めています。今後もより子育てをしやすい職場を目指して取り組んでまいります。
 男性・女性ともに安心してエントリーしてください。

令和6年4月 管理部 水野・西里