クリテック工業を最初に知ったきっかけを教えてください。
クリテックン

当社が橋梁補修に関わってから、はや13年となりました。
この橋梁補修に本格的に携わる前は、自社の企画開発部では、施工よりもコンサル営業、製品の販売を軸にしていたんです。
当時は荷重支持型のジョイントが主流でしたが、私たちは埋設型ジョイントなど特化した形の製品に特化して設計・売り込みをしていましたね。
また、九州ではジョイント扱うメーカーが複数ありましたが、「九州にもっと参入していきたい!」と積極的に取り組んでいるメーカーとして、クリテック工業さんを知っていました。
あまりはっきりとは覚えていませんが、たしか最初は、どこかの商社の紹介で知ったのではないかと思います。

数あるメーカーの中から、クリテック工業に発注を決めた理由を教えてください。
クリテックン

自社の方針として、今後は製品の販売だけではなく、施工も絡めていかないといけないという思いがありました。
当時はクリテック工業さんが福岡に営業所を構えておられて、当時の営業所長の方とはよく情報交換をしていました。
施工についてもアドバイスを頂いたり、他の施工会社を紹介してもらったりして、そこからの流れでお付き合いが始まったかと思います。
九州ではまだクリテック工業さんの認知度が高くなかったり、価格や商流のちがいなど、紆余曲折がありましたが、社長さんがわざわざ九州まで足を運んで下さることもあり、情報をいただきながら可能なところはクリテック工業さんの製品を提案しています。

クリテック工業の商品・サービスはご期待に応えることができましたか?
クリテックン

製品的には問題ありません。
施工が伴う時には、ジェットコンクリートのボリュームや差筋アンカーの本数、鉄筋など、副資材によって大きく金額が変わってしまうことや、最近の材料の高騰等によって難しい時もあります。
担当の石戸さんに、都度相談させていただいて「これなら大丈夫。」という話ができているので、その点は非常に助かっています。

クリテック工業の担当(石戸)の「ここが良かった!」という部分はどこにありましたか?
クリテックン

繰り返しになりますが、石戸さんには非常に助けていただいています。
こちらが意図する内容を理解されて、回答が即返ってきますので、勉強になります。
一緒に現場に携わったこともありますが、レベルの高い方ですね。
他メーカーの担当者だと、技術的・商流等の話についてほとんどされることはありませんが、石戸さんは非常によく教えてくれます。
現場の声なども、私たちが聴きたい・知りたいことに対して、的を得た回答をしてくださいます。
この差は他メーカーとの大きな違いなので、いつか勉強会などを組織的に取り組めればよいですね。
どうしても、地元の企業の機動力や地場の情報収集力には太刀打ちできない所もありますが、すきまを狙って頑張っていきたいと思いますね。

それでは最後に、今後の貴社の展望を教えてください。
クリテックン

自社の“体制づくり”をしっかりしていきたいです。
伸縮装置に限らず橋梁補修全般に取り組んでいるため、これまで以上に、製品だけでなく施工にかかわりながら、会社の方向性を定めていく時期に来ているのかな、と思います。
もちろん今後もクリテック工業さんとの関わりが必要になってきますし、引き続き情報共有いただければ嬉しいです。伸縮装置は橋梁補修にかかせませんからね。