6月16日号の「夕刊フジ」に、「『70歳就業法』元年 生涯現役ますます可能な時代に」という見出しで「全国での働くシニアへ“職場訪問”」という記事が掲載されました。
弊社社員は、掲載された6名のシニアの方達の中の1人として選ばれ、さらになんと最年長でした!

『70歳就業法』元年 ー生涯現役ますます可能な時代にー

今年4月、通称「70歳就業法」が施工。“生涯現役”もますます可能な時代になってきた。そこで今回は全国で元気に働くシニアのみなさんの職場を訪問。
働き方や上司・部下との関係など、気になるシニアの”生の声”を聞いてみた。


「伝えられることすべて伝授」

荒木敬夫さん(83歳)※取材当時

大手企業で定年を迎えた荒木敬夫さんは、同社が創業した25年前から現在もフルタイムで働く。主な仕事は官公庁・設計会社やゼネコンに道路橋梁用の伸縮装置を提案・販売するセールスの仕事だ。

「売って終わり」ではなく施工まで行うのが同社の強み。施工管理の安全性を専門的に解説することで成約につながると言い、長年培ってきた専門性や勘どころが、若手を凌駕するケースは少なくない。

建設業やインフラ業の就業者は、1990年代後半から減少傾向にある。

「現場でも働く人も経営者も高齢化し、後継者がいないのが実情です。荒木さんに若手の手本になってもらい、後進の育成に期待したい」(若林勇二代表取締役社長)

営業の成果を上げつつ指導に当たる荒木さんは、「若手の方々は知識欲もやる気もある。私に伝えられることはすべて伝授したい」と意欲的で、体力維持のため居合を継続しているという。どこまでも前向きな83歳の「現役」なのだ。

【クリテック工業】
官公庁、設計会社、橋メーカーへの営業。本社・東京都港区、代表取締役・若林勇二氏。
シニア活用は60代以上7人、最年長83歳。※取材当時


ご本人は取材時とても恥ずかしそうな雰囲気でしたが、出来上がった新聞を見て、
同じ職場に働く一人として、とても嬉しく、また誇らしい思いで記事を読みました。

令和3年6月 総務部 伊藤