当社製品『ハイブリッドジョイント』が設置された橋の写真が「2023年度版 建設資材・工法年鑑(建設資材データベース)」の表紙を飾りました!
年鑑の特集P43では『ハイブリッドジョイント』を詳しく紹介しています。
また、建設総合ポータルサイト「けんせつPlaza」では電子書籍版を無料公開しています。表紙、特集ともにご覧いただけます。
新阿蘇大橋(熊本県)
2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月、元の場所から600m下流に架橋された橋です。
ハイブリッドジョイントの歯型製品の中では大型のLL-175を採用いただきました。
[施工データ]
発注者:国土交通省熊本復興事務所
納入時期:令和3年(2021年)1月
場所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村
使用製品:LL-175、他
『ハイブリッドジョイント』
伸縮量200~600mmで、最大床版遊間1230mmまで適応可能。輪荷重支持間隔が狭く、露出部が少ないため走行時の衝撃が極めて少なく、超低騒音・快適走行を実現。二重止水構造により、止水性に優れています。小型機械による容易な施工で工期の短縮が可能。鋼製フィンガージョイントより低価格、また耐久性にも優れるためライフサイクルコストを抑制できます。(NETIS 登録番号:KT-210067-A)
特徴(3LⅡA・3LⅡタイプ)
大伸縮量・広遊間に適応
伸縮量200mm~600mm、最大床版遊間1230mmまで適応可能(それ以外も別途製作可能)。
超低騒音・快適走行
輪荷重支持間隔が狭く、露出部が少ないため走行時の衝撃が非常に小さくなり、滑りにくくもなるので、スムーズな快適走行が可能。
止水性
止水ゴム樋、弾性シールの二重止水構造で、止水性に優れている。
長期耐久性・メンテナンスフリー
荷重支持部とプレートアンカー部は縦型一体構造で、強度試験・強度計算等により床版以上の耐久性が見込まれる。
荷重支持部に溶接がないため、金属疲労による損傷はなく、メンテナンスフリーを実現。
床版の切り欠き
製品高さを低く抑えたので、床版の切欠き深さを浅く抑えた。
寒冷地仕様
除雪誘導板は別途に取り付けるのではなく、プレートアンカー部を誘導板方式にするだけでよい。
全ての橋種に対応可能
鋼橋、PC橋、RC橋、斜橋等の全ての橋梁に使用可能。
施工が安全かつ容易(軽量化:従来比50%以上)
大型機械を使用せず、4tユニック車で取り付けが可能なため、安全かつ容易(スピードUP)に施工が可能。
補修工事
車線ごと・短尺で取り換え可能。1車線(4m)を8~10時間で取り替え可能(補修工事実績:約710m)。
経済性
鋼製フィンガージョイントに比べ低価格を実現。取り付けには小型機械を使用し、工程も大幅に短縮可能。長寿命でライフサイクルコストを低減。
実績
3LⅡタイプ 約2660m(令和4年12月末現在)。
伸縮装置のことはお気軽にお問い合わせください
ハイブリッドジョイントは橋梁の長寿命化に貢献します。
伸縮装置について不明なこと、お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
図面など見せていただければ選定や御見積もさせていただきます。
お問い合わせはお問い合わせフォーム、メール、お電話にてどうぞ。
令和5年5月 管理部 水野