こんにちは、工務部の深間です!

2月の17日、ベンチマーキングの一環として他企業の見学会に参加しました。
我々新入社員は、はるばる愛媛まで社長に同行させていただき当社より計4名の参加となりました。
行先は、「有限会社西部観光」でした。西部観光様は、「グランディール天国」というアミューズメント施設等を運営している会社です。

仕事柄、バックヤードは景品や在庫で乱雑になっても仕方がないと思えますが、西部観光様ではその部分こそ環境整備で大改善を行い、非常に整理整頓され、かつ効率的に配置されていました。

たくさん写真を撮らせていただき、ブログ掲載の許可もいただけたので、ここで少し例をあげさせていただきたいと思います。

まずは工具棚。

慣れていない人からすると、「○○を取ってきて」と言われても分からない、ということが起こり得る工具類。

その棚を分かりやすくするため、一つひとつに名前がつけられています。

そして整頓方法として、初期状態の写真を右上に張り付けてあるので一度工具を使用しても写真の通りに収めれば定位置で管理できるというわけです。

この方法ならば収納を面倒に感じずに、使用したら戻すだけで整理整頓が行えます。工具を頻繁に使用する当社にはぴったりの改善方法なので、さっそく取り入れさせていただきたいと思います。

次は新人の方用の準備物箱。

こちらは定位置管理できると共に、何を準備すればいいか分からない新人の方のために最低限必要なものがセットされています。

入ったばかりだとどうしても準備物に漏れが生じ、

不安を感じることかと思いますがこの箱があれば抜かりなく業務に取り掛かることが出来ますね。

そして、次はバックヤードの改善。
改善前の状態も見させていただきましたが、改善前のバックヤードは定位置管理されておらず、いかにも倉庫という雰囲気でした。

しかし今回拝見させていただいたバックヤードは交換する数量によって景品がわけられているだけでなく、その数量に対応する色が割り振られているので一瞬で不足分を補充することが出来ます。

そして「発注量」と「発注するタイミング」も明記されているので、気づいた人が在庫の補充をすることが可能で、突然在庫切れなどという事態が起こりません。

当社には消耗のサイクルが早いものは在庫としてあまりありませんが、事務用品の管理方法として、当社のオフィス階でもさっそく導入させていただきました!ありがとうございます。

西部観光様では今回紹介させていただいた他にも、紹介しきれないほどのアイデアに溢れ、なおかつそれを地道に継続出来ている素晴らしい環境整備を拝見することが出来ました。

西部観光様には様々な環境整備のご紹介、そして丁重なおもてなしをいただきまして、改めてありがとうございました。

当社も環境整備を開始し一年近く経ち、やっと習慣化してきたところなので今後も私たち若手社員を中心に、より良い改善を行っていきたいと思います。

ありがとうございました。


平成28年2月 工務部 深間

追伸

高松空港では蛇口からうどん出汁が出ました。さすがうどん王国、素晴らしい環境整備です。